電子の量子力学的な性質が顕在化するナノの世界においては、
これまでにないエレクトロニクス(新材料や新奇な電子・光デバイス)の概念が提案されている。
またここ数年のナノ観察手段、作製手段の急速な充実により、ナノエレクトロニクスはテクノロジーとしても大きな飛躍を遂げている。
本講義では、これまでに学習した量子力学、固体物理、熱力学、光学などを復習しながら、
ナノスケールにおけるエレクトロニクスを観察、材料、デバイス、加工といった切り口で学ぶ。
第1回: イントロダクション
第2~5回: ナノ観察手法(電子顕微鏡、電子線回折、プローブ顕微鏡など)
第6~10回: ナノ材料(量子ドット、グラフェン、ナノチューブなど)
第11~14回: ナノデバイス(単電子デバイス、高密度ストレージ、ナノ光デバイスなど)
第15回: 最新トピックスの紹介
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